顎変形症手術日記

【顎変形症手術】高額医療費申請するための方法を解説

こんにちは、今回は顎変形症での高額医療費申請について話をしていきたいと思います。

顎変形症では、術前矯正、外科手術、術前矯正のプロセスで保険適応になります。
保険適応することによって手術費用を大幅に下げる事ができます。

やっぱり顎変形症を治したいけど、考慮するべき点はコストですよね。

今回は高額医療費控除について解説していきます。

顎変形症の治療には保険適応になる場合が多い

しゃくれや受け口と呼ばれる顎変形症を治すには、保険適応になるケースが多いです。
僕の場合は、保険適応にて治療を受けています。
顎変形症を治すには保険治療が適応になる治療方法を選択することによって可能になります。

僕が矯正歯科に行った際に2つの選択肢を紹介されました。
1つ目は保険適応外のサージェリーファーストという方法。
こちらは手術を初めにしてしまって、そのあとに術後矯正を始めるという方法です。
メリットは治療期間が圧倒的に短いという点です。早くて半年くらいで治療可能だと言われました。
ですがデメリットは保険適応外という点です。デジタルローンが適応なのですが、それでも治療だけで350万円以上かかってしまうと歯医者さんに言われたので諦めました。

2つ目の方法は保険適応内で治療する事が可能な点です。
こちらは僕が治療している方法です。前者は手術を先にしてしまうという点に関して、後者は術前矯正を行います。メリットは保険適応内になる可能性が高いです。歯列矯正は自己負担で100万円以上かかってしまうといわれています。ですが、歯並びを治すのが治療に必要なため保険適応が可能になります。

全体的な治療のスケジュールでいうと、
術前矯正+骨切り手術+術後矯正を合わせて治療を行なっています。

術前矯正で歯並びを揃えて、手術を行なって行く方法だと最低1年半から2年くらいはかかってしまいます。
デメリットは治療期間だと考えています。ですが、実際の歯列矯正だとそれくらいかかってしまうので物は考えようだと思います。

サージェリーファーストで治療を行うと治療期間は早いですが、コストがちょっと。。。
それじゃ、後者を選んだ時にどれくらい治療費がかかってしまうのか?手術が一番お金がかかってしまうので目安があった方が治療に踏み込みやすいですよね。

今回は顎変形症を治療するために絶対に知っておいて欲しい高額医療費控除について解説します。

顎変形症手術でも限度額認定証を発行ができる!

事前に保険者(健康保険を発行しているところ)に申請を行うと限度額適応認定証を発行してもらえます。

保険証に書いてある発行場所のけんぽ協会に必要書類を提出すると一週間弱で認定証が自宅に届きます。
僕の場合は二週間くらいで届いた記憶があります。

高額医療費控除と聞いて、なんか難しそうと思われるかもしれませんが、手続きはとても簡単です。
手続きとしては申し込み用紙を書いて郵送で送るだけです。すぐ結果が届くはずです。

いつ頃から申請可能になるのか?

僕の場合は、手術の1ヶ月前に認定証の手続きを行いました。
手術先の病院でカウンセリングを受けている時に、
『そういえば高額医療費控除の申請は済ませましたか?』っていう聞かれたので済ませていない事を伝えると申請用の紙をいただきました。1ヶ月前でも普通に手続き可能なので焦らないでいいです。

高額医療費控除を行わないと手術と入院で60万円くらいかかるみたいでした。
領収書を写真で載せるのはアレなので載せられませんが、
実際に6日間の手術費用と入院費用を合わせると6万五千円かかりました

実際に60万円かかるところから6万円まで値段が下がったので、日本の医療保険のありがたみをひしひしと感じました。

基本的には申請から1年間は有効なので、ある程度手術の日程が決まったら早めに手続きしている事をお勧めします。

自分の高額医療費控除がどれくらいか知っておこう!

事前に自分の自己負担額がどれくらいになるのか調べる事が可能です。

標準報酬月額(手取りがいくら)から自己負担金額を調べる事が可能になります。
もちろん入院費用代に含まれる食事代や室内代を合わせると金額の誤差は出て来るのでご了承ください。

平成27年1月診療分からの自己負担限度額

標準報酬月額
83万円以上  自己負担限度額  140100円
53万円〜79万円 自己負担限度額 93000円
28万円〜50万円 自己負担限度額44400円
26万円以下    自己負担限度額 57600円 
住民税非課税   自己負担限度額 35400円

軽く紹介していますが、自分の所得からどれくらい負担するか紹介してみてください。
健保協会から申請ができるので具体的な計算方法が表記されていると思うので試してみてください。

まとめ:絶対に高額医療費控除を使ってください!

まとめですが、顎変形手術を受ける場合は絶対に高額医療費控除の申請を行なってください。
前半でも紹介しましたが50万円以上控除されました。

申請の手続きの簡単さに至って、この控除額は素晴らしいと考えています。
この治療を受けるメリットは多いと思います。歯列矯正ができる。そして医療費控除も可能。
普通に歯列矯正代だけで元が取れそうなくらい元が取れているのがメリットです。

金額と比べるとリターンが大きすぎる治療だと思うので、これからしゃくれ、受け口、顎変形症を治したいと考えている方は検討してみてくださいね!